京商、4チャンネル操縦が可能な「ミニュームADプレーン」を発売:補助翼も動く
京商は、小型軽量のR/C飛行機「ミニュームADプレーン」を12月27日に発売する。新たにエルロン(補助翼)を含む4チャンネル操縦に対応した。
京商は12月24日、小型軽量ながら4チャンネル操縦に対応したR/C飛行機「ミニュームADプレーン」2機種を発表した。12月27日から順次発売する。
ミニュームADプレーンは、昨年発売した「ミニュームプレーン」をパワーアップさせるとともに、モーター、エレベーター(昇降舵)、ラダー(方向舵)、エルロン(補助翼)の操作が可能な4チャンネル操縦に対応した本格派R/C飛行機。新たにエルロンの操作に対応したことで、ロール軸(左右方向)を調整して横転が可能になったほか、風に対しても強くなった。例えば、’宙返りの途中で風にあおられてもエルロンで修正できるという。
モーターは出力が10%向上。プロペラも新設計となり、アウトドアでも十分に楽しめる。プロポも、電圧やデジタルトリムのオフセット量、各種操縦モードなどを液晶画面に表示可能な新開発の多機能プロポとなった。2.4GHz帯の75波内を自動スキャンする機能を備えており、混信の心配もないという。
ラインアップは、1/24スケールの「ミニュームAD パイパー チェロキー」(12月27日発売)と1/20スケールの「ミニュームAD パイパー J-3 カブ」(2009年1月下旬発売)の2種。また、ミニュームADプレーンは秋に発売したR/Cヘリコプター「ミニュームAD キャリバー120」などと送信機が共有できるため、機体のみのセットと送信機込みのセットを用意している。
価格はプロポ付きの「レディセット」が2万4150円。プロポとバッテリーを省いた機体のみの「プレーンセット」が1万3650円。
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