三洋電機は1月8日、高輝度表示対応のDLPプロジェクター「PDG-DHT100JL」を発表、3月下旬より発売する。価格はオープン。
PDG-DHT100JLは、輝度6500ルーメンの高輝度表示を実現したDLPプロジェクターで、1080pのフルHD表示に対応。オプションとして、画質劣化や遅延が発生しない「非圧縮HD映像無線伝送システム」にも対応しており、最大約30メートルの長距離無線伝送を実現可能。大ホールやイベント会場など、多彩な用途での活用ができる。
また、防塵性能に優れる「新開発・密閉型光学エンジン」と、フィルター実働時間3万時間を実現した自動フィルター巻き取り機構「アクティブ・メンテナンス・フィルター」を装備したことにより、高い信頼性を確立しているのも特徴だ。
ユーザーの用途に応じて交換可能な2種類のカラーホイール(輝度用/高色再現性用)を付属。壁面だけでなく、天井や床への投映が可能となる「垂直方向360度投映」機能や、ピクチャーインピクチャー/ピクチャーバイピクチャー機能なども備えている。画面サイズは最小50型〜最大600型だ。
入力インタフェースは、DVI(HDCP対応)×1、HDMI×1、アナログD-Sub×1、BNC端子、Sビデオ端子などを備えた。本体サイズは400(幅)×523.5(奥行き)×242.5(高さ)ミリ。重量は20キロ未満(レンズ含まず)だ。
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