ソニー、フルブラウザ搭載の無線LANサイバーショット「DSC-G3」
ソニーが無線LAN機能を搭載したサイバーショット「DSC-G3」を発表。mixiやPicasaへのアップロードが行えるほか、フルブラウザでのWebブラウズも可能だ。
ソニーは1月9日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-G3」を1月16日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万5000円前後。
“G”の名を冠するサイバーショットとしては「DSC-G1」に次ぐモデルとなる新製品は、DSC-G1と同様に無線LAN機能を内蔵しており、撮影した画像を「mixi」や「eyeVio」「YouTube」「Picasa」「Dailymotion」などのSNS/写真共有サイトへ素早くアップロードできる。DSC-G1は無線LAN機能を搭載するものの、同製品同士での写真交換やDLNA対応機種への送信のみにとどまっていた(DCS-G3もDLNA対応)。
mixiなどは事前に「かんたんアップロード」として本体にURLなどの登録がなされており、初回のログインを除けば、利用したいサービスを選択したのち、「画像選択」「アップロード」の2アクションのみで画像をアップロードできる。
また、フルブラウザ(NetFront)も搭載しており、Gmailで撮影画像を添付ファイルとして送信するなど、ユーザーが自身でURLを入力すればさまざまなWebサービスを利用できる汎用性も持ち合わせる。
背面には3.5型タッチパネル液晶(VGA:92.1万画素)を配置。撮影時のみレンズ部を横に引き出すことで、ビューワー時にはレンズが露出しない「Transformer」デザインが採用されている。また、本体には4Gバイトのメモリを内蔵しており、大型/高精細液晶を利用し、携帯フォトビューワとしての利用も可能だ。記録メディアはメモリースティックデュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ。
カメラとしてのスペックは最新の超薄型サイバーショット「DSC-T700」とほぼ同等で、1/2.3型有効1010万画素CCDに、光学式手ブレ補正付き光学4倍ズームレンズを組み合わせる。レンズは焦点距離が35ミリ判換算で35〜140ミリ、F3.5-4.6だ。画像処理エンジンは「BIONZ」で、人物や風景など被写体を自動判別して最適な設定を施す「おまかせシーン認識」を始め、顔認識機能「顔キメ」、笑顔を認識してシャッターを自動で切る「スマイルシャッター」も備えている。
本体サイズは101.7(幅)×62.3(高さ)×19.4(厚さ)ミリ、本体重量が約171グラム、撮影時重量は約198グラム(バッテリー、付属アクセサリ含む)。CIPA規格での静止画記録可能枚数は約200枚だ。
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