広角28ミリ、“羽根のような”軽やかなデザイン「IXY DIGITAL 510 IS」
キヤノンが“鳥の羽根のような”軽やかなデザインの「IXY DIGITAL 510 IS」を発表。広角28ミリからの4倍ズームレンズをレンズに「こだわりオート」を搭載する。
キヤノンは2月18日、コンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL 510 IS」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
新たに用意された500番台IXY「IXY DIGITAL 530 IS」。“鳥の羽根のような”と表現できる、金属製ながらも軽快かつ柔らかなボディデザインが外観上の特徴。ピンク/ゴールド/ブルー/シルバーと4色展開されるカラーリングはいずれも3コート塗装が施されており、見る角度によってその表情を変える。
厚さ22.1ミリのスリムボディながら、光学式手ブレ補正機能付き28〜112ミリの光学4倍ズームレンズを搭載。撮像素子には1/2.3型有効1210万画素CCD、画像処理エンジンにはDiGiC 4を組み合わせる。DiGiC 4により、「人物」「距離」「明るさ」「色」「動き」の各情報をもとに撮影シーンを分析し、適した設定と画像処理を行う「シーンキャッチテクノロジー」を搭載、本技術を利用した撮影モード「こだわりオート」を備えている。
背面液晶は高視野角を誇る「クリアライブ液晶II」で、サイズは2.8型ワイド(23万画素)。左右に余裕のあるワイド液晶を搭載することで、4:3撮影時にはアイコン類が画面脇に表示可能となったほか、コントローラーホイールに指をおくと対応する操作を数秒間画面に表示する「タッチボタンガイダンス」なども新設され、操作性も高められている。内蔵する加速度センサーによって、本体を手にして「振ると画像送り」「傾けると高速画像送り」といった再生も行える。
ハイビジョン動画(1280×768ピクセル/720p)の撮影も可能。映像はH.264、音声はリニアPCM(モノラル)で、ファイル形式は.MOVとなる。HDMIも用意されており、撮影した写真/映像を容易にテレビの画面へ映し出すことも可能だ。本体サイズは97.9(幅)×54.1(高さ)×22.1(奥行き)ミリ、約145グラム。付属バッテリー「NB-4L」で約200枚の撮影が行える(CIPA規格)。
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