AV機器は“中身”で勝負?:A&Vフェスタ2009(1/2 ページ)
昨年から会場をパシフィコ横浜の国際会議場へと移し、リスニングルーム中心の“体験型イベント”に衣替えしたA&Vフェスタ。今回は展示ブースを中心に紹介していこう。
オーディオ&ビジュアルの総合展示会「A&Vフェスタ2009」が2月21日に開幕した(→“体験”メインに「A&Vフェスタ2009」開幕)。昨年から会場をパシフィコ横浜の国際会議場へと移し、リスニングルーム中心の“体験型イベント”に衣替えしたA&Vフェスタ。今年も熱心なオーディオ・ビジュアルファンから親子連れ、若いカップルまで幅広いユーザーがみなとみらいに集まった。
国際会議場の3〜4階には参加各社の試聴室やシアタールームが並び、30分〜1時間ごとにデモンストレーションや講演会のスケジュールが組まれている。各社のポータブルレコーダーを使ってアーティストのライブを“生録”できる「生録体験!! ライブレコーディング」などの参加型イベント、AV評論家によるディスカッションなども多数用意されている(→“サラウンド”楽しんでますか?)。
中でも人気は、スピーカーの原理を学びながら親子でスピーカーを組み立てる「スピーカー親子工作教室」。午前と午後の1日2回(最終日は午後のみ)行われるが、参加者抽選のたびに会場前のホールには人だかりができた。もちろん親子以外でも参加は可能だが、抽選では小学生くらいのお子さんと一緒に行くと優先枠に入れる可能性があり、そこでハズれても一般抽選に参加できるという。お子様連れで是非どうぞ。
話題の高品位CDばかりを集めたCD販売コーナーもある。SACDはもちろん、話題のSHM-CDやBlu-spec CD、HQ-CDなどが勢ぞろい。名盤から1000円で購入できるサンプラーまで数多くのタイトルが山積みにされていて、何枚も“大人買い”する人が多いようだ。
A&Vフェスタならではの展示コーナー
今年は日本ビクターなどが参加を見合わせたため、大手のオーディオ・ビジュアルメーカーとして大々的に展示ブースを設けたのはソニーとパイオニアぐらい(パナソニックは昨年に続いて試聴室兼用)。展示されている製品も基本的には販売中のものばかりのため、目新しさには欠けるが、“A&Vフェスタならでは”といえそうな展示スタイルが印象的だ。
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