今度は“超撥水インテリア”――バンダイ「アクアダンス」
バンダイは、超撥水(ちょうはっすい)シリーズ第2弾「aqua dance」(アクアダンス)を3月下旬に発売する。転がり落ちる水玉をなんとなく眺めて楽しむインテリア玩具だ。
バンダイは、超撥水(ちょうはっすい)加工を利用したインテリアトイ「aqua dance」(アクアダンス)を3月下旬に発売する。昨年5月に発売した「aqua drop」に続くシリーズ第2弾。本体色と盤面デザインの違いで「Moon night」と「Rainy day」の2種類を用意した。価格は各3885円。
「超撥水」とは、水と接地面の角度(接触角)が150度前後で水をはじいている状態のこと。超撥水剤でコーティングした盤面は、ハスの葉やクモの糸と同様の複雑なフラクタル構造となり、普通の水道水が丸い粒になって“転がり落ちる”。第1弾のアクアドロップは、その水玉を転がして遊ぶゲームだったが、今回は転がり落ちる水玉を眺めて楽しむインテリア玩具に仕上げた。
遊び方は簡単。本体内にあらかじめ水(水道水)を入れておき、上面のポンプをプッシュして水をタンクに上げる。この状態で蛇口をひねると、水が少しずつ盤面にこぼれ落ち、キレイな球体になる。落ちる水の量や蛇口の向きは調節も可能だ。
水玉は、水の量や盤面の凹凸によって動きが微妙に変化し、凹凸で作られた風景の中を、あるときはスライムのように、あるときはボールのようになって縦横無尽に転がる。「それぞれのコースには水玉の動きを面白く演出するポイントをたくさん用意しました。建物や草(の形をした凹凸)にふつかってバウンドしたり、クルーン(すり鉢)の中をくるくると回ったり、水玉のダンスが楽しめます」(同社)。
盤面の穴に吸い込まれた水は下部の水受けにたまり、ポンピングすると再び上部のタンクに上がる仕組み。「見ていて飽きない水玉のダンス」を、ホントに飽きるまで楽しめる。本体のサイズは130(幅)×145(高さ)×225(奥行き)ミリ。重量は約500グラム。対象年齢は15歳以上。
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