ニュース
BDA、2008年度のBD市場動向を発表――BDレコーダーは前年比8.5倍の急成長
Blu-ray Disc Association(BDA)は、2008年度のBD製品販売数の前年比成長度を公表、“BD関連製品への転換が急速に進んでいる”と発表した。
ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は2月27日、GfK Japanの調査による2008年のBD関連市場調査の結果を発表した。
今回の調査では、2008年1月〜12月におけるBD関連製品の販売数を前年と比較。BDメディアは9.7倍、BD対応レコーダーは8.5倍、BD対応PCは4.1倍、BDソフトは4倍という結果となっている。
BDAはこの結果について、「BDの高画質/高音質といった特徴が一般消費者に広まり購買意欲が高まった」「対応製品が多数発売され選択肢が広がった」「規格争いの終結によりBD製品購入の環境が整った」ことの3点が背景にあるとコメント。今後も、地上アナログ波の停波と大画面テレビの普及により「BD対応製品の販売数も増加することが予想」される、としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
麻倉怜士のデジタル閻魔帳:CESで分かった、2009年のトレンド
世界最大規模の家電展示会「International CES」には、さまざま新製品や技術、トレンドが集合する。今回の「デジタル閻魔帳」は、“CESの水先案内人”こと麻倉氏に今回のCESからうかがえる、デジタルAVの最新トレンドを語ってもらった。
2009 International CES:不況でも売れた――米ソニーにBDプレーヤーの現状を聞く
世界同時不況の波がやってきたが、すべての製品が同時に売れなくなったわけではない。例えば、2008年に北米市場で大きく伸びた商品がBlu-ray Discプレーヤーだ。米ソニーの長尾和芳氏に話を聞いた。
本田雅一のリアルタイム・アナリシス:Blu-ray Discへ3D技術を取り込む――BDAが言及
昨年のフォーマット統一後、初となるBlu-ray Disc Asossiation(BDA)プロモーション部会主催の記者会見は、いつになく和やかなムードの中で行われた。
麻倉怜士のデジタル閻魔帳:全国民BD化への課題
年末に向けて市販タイトルや対応機器も増加しているBlu-ray Discだが、DVDからの完全な移行にはまだ時間がかかりそうだ。「BDは人生を変える」とまで言う麻倉氏が考える、BD普及の課題とは何だろうか。
CEATEC JAPAN 2008:Blu-ray Discは人生を変える
規格争いが終結し、「新世代光ディスク」となったBlu-ray Disc。CEATECで行われたBDAのカンファレンスで司会の麻倉氏は「BDで人生が変わった」と報告した。
