ランサーリンク、マルチチャンネルデコーダー内蔵のHDMI延長機「HD-R121AD」
ランサーリンクは、HDMI ver.1.3対応のHDMI延長機「HD-R121AD」を発売する。延長機本体にマルチチャンネルオーディオデコーダーを内蔵。
ランサーリンクは3月13日、HDMI ver.1.3対応のHDMI延長機「HD-R121AD」を発表した。マルチチャンネルのオーディオデコーダーを搭載し、リニアPCMのマルチチャンネル音声をアナログ出力できる。価格はオープンプライスで、店頭価格は5万円前後になる見込み。同社の「ランサーWEBショップ」などのECサイトや量販店などで取り扱う予定だ。
HD-R121ADは、HDMIケーブルとHDMIケーブルの間に設置してHDMIの伝送距離を延長するというもの。入力側/出力側でそれぞれ20メートル/15メートル(DeepColor 8ビットの場合)まで延長できる。HDMI 1.3対応で、HDMI CECやHDオーディオのビットストリーム音声も伝送可能。1080/24pにも対応した。
大きな特徴は、延長機本体にマルチチャンネルオーディオデコーダーを内蔵したこと。HDMIで同機に入力した最大7.1チャンネルのリニアPCMを3.5ミリステレオミニジャック×4系統という形のアナログマルチチャンネル出力が行える。また、光デジタル出力も装備しており、こちらはDolby Digital 5.1チャンネル/2チャンネル、およびリニアPCMの2チャンネル出力が可能。
「基本はHDMIの延長機だが、単なるリピーターとの差別化を図るため、手持ちのシステムに合わせて映像と音をスプリットさせる機能を持たせた」(ランサーリンク)。
外形寸法は、100(幅)×147(奥行き)×25(高さ)ミリ。重量は約300グラム。本体カラーはブラックのみ。
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