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第117回 初夏の花と雨の関係:今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)
よく晴れた日の撮影も楽しいが、雨の日の撮影もおススメ。晴れや曇りの日では出せないテイストで撮れるからだ。大きめの透明なビニール傘を持って、雨の日の撮影に出かけよう。
あじさいにはやはり雨が似合う
バラ以上に雨の日に撮りたくなるのがあじさい。
まずは。
透明度が高い花びらだと日差しによって表情を変えるが、あじさいは花びらが厚めなのでバラほど天候による違いは出ない。あじさいはその豊富な色彩と丸い形状が魅力的で、角度によっていろんな表情を見せてくれる。
同じ花でもぐぐっと寄ってみたり、横から撮ってみるだけで雰囲気が違って面白い。それに、ひとくちにあじさいといっても色と形でいろんな種類がある。
で、花びらが厚めだからこそ、雨に濡れると表面の水滴が映えるのだ。
雨のあじさいはこんな風になる。
雨の日のがくあじさいは、花びらが雨の重みで垂れ下がってた。
ちなみに、紫やピンクなどの色があるあじさいだが、その色は土壌の質によって変化するそうな。
なんとなく、雨の日の方がしっとりしてていい気がする。
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