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第121回 食欲の秋と美味しさの関係:今日から始めるデジカメ撮影術(3/4 ページ)
秋も深まり、食べ物の写真を撮る季節がやってきたわけである。とりあえず、お店に入ったら料理を撮ってから食べ始めるという人はもはや普通なのだ。
おうちで秋の味覚
秋の味覚といえばいろいろあるけれども、料理の次はやはりデザート。秋の果物といえば、やっぱ柿かなと。
こういう単品ものを撮るときは、どこにどう乗せて撮るかが大事。その辺のお盆にのせて窓からの外光を使って撮ってみたけど、それだけでは風情もないし、あまりおいしそうでもない。
そんなときはシンプルに背景を変えてみる。果物の色がはえて、家にあるものでなんとかなりそうなものを探す。赤っぽい色は何に置くと映えるのか。たとえば黒。そこで黒い紙を下に敷いてみた。
するとぐっと引き締まっていい感じになる。ぽつん、という感じがちょっと非日常的だけど。ついでにリンゴやブドウもおいてみた。
シンプルだけど、背景に困ったら黒、ってのはアリです。
で、もちろん食べるのである。
個人的に種がない柿ってどうも釈然としないので、わざわざ種ありの昔ながらの柿を買ってきたのでした。
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