パイオニア、第4世代ダイレクトエナジーHDアンプ搭載の7.1ch AVアンプ
パイオニアは、第4世代ダイレクトエナジーHDアンプを搭載した7.1ch AVマルチチャンネルアンプ「SC-LX83」と「SC-LX73」を10月上旬に発売する。
パイオニアは、7.1ch AVマルチチャンネルアンプの110W×7chモデル「SC-LX83」と100W×7chモデル「SC-LX73」を10月上旬に発売する。価格はそれぞれ33万円、20万円。
今回発表された2製品は、ICEpower社と共同開発したアナログクラスDアンプ「ダイレクトエナジーHDアンプ」の第4世代を搭載することで高音質を実現した。また、アナログ用とデジタル用電源を独立させた「インデペンデント・パワー・サプライ」システム、ジッターと位相ノイズを低減する「ジッター・リダクション・プラス」、Bluetooth伝送時に発生する音質の劣化やS/N比の悪化を改善する独自の高音質化技術「サウンドレトリバーエアー」、より自然で立体的な音場を再現する独自の3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」などを搭載している。
さらに、仮想音場再現が可能な「バーチャルサラウンドバック」機能と、高さ方向に音場空間を広げる「バーチャルハイト」機能、フロントワイドを加えた独自の「ワイドサラウンドモード(MOVIE/MUSIC)」を合わせると最大で仮想11.1chの音場再現が可能だ。
上位モデルとなるSC-LX83では、ビット拡張処理「Hi-bit32/Hi-Sampling Audio Processing」を搭載し、24bitロスレスコンテンツをより原音に近い音まで再現できるほか、DLNA1.5対応クライアント機能「Home Media Gallery」やスピーカーの位相特性を自動補正する「フルバンド・フェイズコントロール」技術が利用できる。
ビデオ機能では、フィルムのような質感を再現する「P.C.24p」機能とハイビジョン映像のノイズを低減する「トリプルHDノイズリダクション」が用意されている。
本体サイズは420(幅)×460(奥行き)×200(高さ)ミリ、重量は18.5キログラム。消費電力は330W、待機時消費電力は0.1W(HDMIコントロールOFF時)。
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