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家電はエコで進化する 「エコプロダクツ2010」開幕(2/2 ページ)
東京ビッグサイトで日本最大級の環境専門展示会「エコプロダクツ2010」が開幕した。薄型テレビやLED照明など、進歩の著しい家電製品が一堂に会した貴重な機会だ。
電気をためる、電気を送る壁材「Energy Style Wall」
Energy Style Wallは、廃材が主原料とは思えない美しいタイル状の壁材だ。しかも、内部に蓄電、送電、ワイヤレス電力伝送機能を備え、太陽電池で発電した電気を内部に蓄えつつ、電源コードなしで電化製品に供給できるというコンセプト。タイル状になっているため、壁から一部だけを外して、そこにワイヤレス給電と映像のワイヤレス伝送に対応したMirai-Disprayをはめ込めば、壁掛けならぬ“壁ハメ”テレビが出来上がる。どちらもソニーのデザイン部門が提案したコンセプトモデルであり、今のところ商品化の予定はないが、テレビの未来を感じさせる展示になっていた。
この1年でLED照明のバリエーションは大きく広がった。中でも注目は、シャープや東芝が投入したシーリングライト(左、シャープブース)と直管型蛍光灯を置き換えるタイプのLED照明(右、東芝ブース)。直管型は、日本電球工業会で規格化されたことを受け、パナソニックや東芝が製品化。来年早々にも市場に登場する
東芝ブースでは、3D対応のLED REGZA「F1シリーズ」やエアコンのデュアルコンプレッサーを展示。コンプレッサーがデュアルになっているのは他社製品でもあるが、同社の場合は片方を止めて省エネ運転が可能になっている
エコプロダクツ2010の開催期間は、12月9日(木)から11日(土)まで。開場時間は10時〜18時(最終日は17時まで)。入場は無料だ。
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