新種も登場、不思議な“踊り”に癒されるバンダイ「マジックペット」:橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)
水で満たしたペットボトルに入れるとクルクル回転したり急降下したりする「マジックペット」に新種が加わった。新たに登場したのはアザラシとペンギン。愛らしい小型のペットたちが水の中を踊る姿を見れば癒されること間違いなし!
うまく泳がないときは本体の水抜きが必要
遊び始める前に、まず準備としてよく洗ったペットボトルを用意する。使用するボトルは凹凸がなくて丸いものが最適だという。
ペットボトルのキャップの口より少し下のあたりまで水を注ぎ込み、この中にマジックペットを上下が逆さにならないように入れてキャップをしっかりと締める。
このとき、マジックペットやボトルに気泡が多く付いているとうまく泳がないので、そのときはボトルの水の気泡を抜くためにしばらく時間を置く。説明書には一晩置くように書いてあり、マジックペットについても水の入った別の容器に移して一晩置くと水になじんで気泡がつきにくくなるという。
また、マジックペットを入れてもすぐに沈んでしまうときは、キャップをしっかり締め直すか、マジックペットをボトルから1回取り出して、内部にたまっている水を抜く。抜き方は、腹に空いている穴のどちらかに息を吹きかけると、もう片方の穴から水が出てくる。
実際に試してみると、最初はやはりうまく泳がず、なんとなく動きがにぶい。何回か水を出し入れして試すと、動きが次第によくなってきた。説明書の通り、マジックペットの腹の穴に息を吹きかけるためにはマジックペットを水から取り出す必要があるのだが、ペットボトルの口が狭いので難しく、結局、水をすべて入れ替える羽目になる。これが少し面倒くさい。
複数匹を競演させるのがおすすめ
すべてうまくいくとマジックペットはなかなか華麗な動きを見せてくれる。ボトルの上部や底部を握るとスッと急降下し、パッと手を放すとクルクル回りながら浮かび上がっていく。
握ったり放したりを繰り返すと、まるでダンスを踊っているかのように飛び跳ねる。ボトルを握る強さを適度に調整すれば、水の中で好きな位置にマジックペットを静止させることも可能だ。ボトルを横向きにしても楽しめる。
今回は2匹をまとめてペットボトルに投入してみた。内部の水の抜け具合が違ったようでペンギンのほうが動きが良かったが、水を入れ替えてマジックペット内部の水抜きを繰り返せば違う結果になるだろう。
こうした複数匹の泳ぎ方の違いなども楽しめるので、このオモチャは1匹だけでなく複数匹をボトルに入れて競演させたほうが楽しいと思う。それほど高い値段ではないし、2〜3匹まとめて手に入れてみてはいかがだろうか? 魚は好きだけど忙しくて飼う暇がないような人は、手軽に水の中の浮遊ショーを見せてくれるこのマジックペットはぜひおすすめだ。
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