初のLightning対応iPodスピーカー、「JBL ONBEAT MICRO」が登場
JBLから初のLightning対応ポータブルスピーカーが登場した。30ピンドックコネクター搭載機も接続できるUSBポート付き。
ハーマンインターナショナルは11月20日、Appleの“Lightning”に対応する初めてのポータブルスピーカー「JBL ONBEAT MICRO」を発表した。ブラックとホワイトの2色を近日発売する予定で、価格はオープン。店頭では1万円前後になる見込みだ。
9月に発表された「iPhone 5」など最新iOSデバイスに採用されたLightningコネクタを搭載し、アダプターなしで接続できる初めてのポータブルスピーカー。デジタル接続による楽曲再生および充電が可能になる。対応機器は、iPhone 5、iPod touch(第5世代)、iPod mini(第7世代)。
コンパクトな筐体(きょうたい)に、2.5センチ径のフルレンジスピーカー2基を搭載したステレオ構成で、2ワット+2ワットのデジタルアンプで駆動する。再生周波数特性は110〜2万Hz。ACアダプターに加え、単四形乾電池4本でも利用できるポータブル仕様となっている。
上部のLightningコネクタに新型iPadやiPad miniを接続することはできないが、背面のUSBポートなら接続が可能。従来の30ピンドックコネクター搭載機を含め、楽曲再生および充電が可能になっている。なお、iOSデバイスへの充電はJBL ONBEAT MICROがAC駆動している場合に限られる。
このほか、外部入力として3.5ミリミニジャックを装備。市販のオーディオケーブルを使ってPCやポータブルプレーヤーを接続することも可能だ。
本体サイズは、168(幅)×168(奥行き)×54(高さ)ミリ。重量は360グラム(電池除く)。
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