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Astell&Kern「AK120」でDSD再生が可能に、アユートが新ファームウェアを提供開始

アユートは、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー、“Astell&Kern”「AK120」向けの拡張ファームウェア「ver.1.30」をリリースした。DSD64(1bit/2.8MHz)再生に対応する。

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 アユートは7月16日、ハイレゾ音源対応ポータブルプレーヤー、“Astell&Kern”「AK120」向けの拡張ファームウェア「ver.1.30」をリリースした。5月の「春のヘッドフォン祭 2013」で予告したDSD再生対応版だ。同社サイトから無償ダウンロードできる。

「春のヘッドフォン祭 2013」で催された“Astell&Kern”「AK120」の発表会

 DSD64(1bit/2.8MHz)をPCM変換方式によって再生可能にした新ファーム。対応ファイル形式は、DSDIFF(.dff)およびDSF(.dsf)で、ギャップレス再生には対応していない。また、DSDファイル再生は高スループットのため、動作が遅くなったり、バッテリーの消耗が早くなる場合があるという。

 また、Bluetooth使用時にイヤフォンをイヤフォンジャックから外しても再生が停止しないよう改善したほか、特定のファイル(WAV、AIFF、AAC、MP3)再生時の動作安定化も図っている。

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