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ソニー、眼鏡装着型有機ELディスプレイを開発 2メートル先に16インチ相当、スポーツやエンタメで活用へ
ソニーがアイウェアに装着するタイプの片眼用ディスプレイを発表した。スポーツやエンタメ分野での活用を目指す。
ソニーは12月17日、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを発表した。スポーツやエンターテインメント分野での活用を目指し、SDKと合わせてパートナー企業に提供する。
ゴーグルやサングラスなどのアイウェアに装着し、視界を妨げないサブウィンドウとして活用できる小型ディスプレイ。0.23インチ/640×400ピクセルの高精細カラー有機ELディスプレイと、周囲の明るさに応じて映像を投影する超小型光学ユニットを搭載し、2メートル先の16インチディスプレイ相当の視野で眼前に情報を表示できる。
有機ELパネルは画素サイズを小型化した上で開口率を向上させ、屋外での使用に必要な輝度とパネルサイズの小型化(10.2×7.9ミリ)を両立したという。
スマートフォン相当の処理能力可能なプロセッサーやBluetooth/ワイヤレスLANの無線機能などの制御基板も小型化。約40グラムの軽量化を実現した。
スポーツやエンターテインメント、業務用ソリューションなどへの活用を目指し、ソフトウェア開発キット(SDK)と合わせてパートナー企業に提供する。サイクリング中の情報提供や、工場などでの作業支援といった活用を想定、幅広くパートナーに販売するソリューションビジネスを展開していく。
「2015 International CES」(2015年1月6〜9日、米ラスベガス)で本モジュールを初公開し、スポーツ用のコンセプトモデル「SmartEyeglass Attach!」を参考展示する。
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