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ソニー、FM補完放送に対応したスタンダードICレコーダー「ICD-UX533FA」
ソニーは、ICレコーダーのスタンダードモデル「ICD-UX533FA」を発表した。現行機「ICD-UX533F」のマイナーバージョンアップ版。付属品を省略して価格を抑えた。
ソニーは5月19日、ICレコーダーのスタンダードモデル「ICD-UX533FA」を発表した。現行機「ICD-UX533F」のマイナーバージョンアップ版で、FM補完放送に対応したほか、付属品やカラーバリエーションに違いがある。価格はオープン。店頭では9000円前後になる見込みだ。
UXシリーズは、スライド式のUSB端子を備え、音声データの転送が手軽に行える“PCダイレクト接続モデル”だ。ステレオ録音対応の「Sマイク・システム」や再生時のノイズを低減する「強力ノイズカット」といった特長はそのままに、内蔵FMチューナーの周波数帯を76.0M〜108.0MHzに拡大している(従来は90.0MHzまで)。これにより、AM放送局をFM波で聴取できるFM補完放送に対応した(→関連記事)。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色。今回はツヤのないマットカラーに変更された。内蔵メモリは4Gバイトで、microSD/SDHCスロットを使って増設も可能だ。バッテリーは単四形の充電式ニッケル水素電池が付属しており、最長30時間スタミナ駆動が可能。ほかにPC用ソフトウェア「Sound Organizer」が付属する。一方、従来機種では付属していたステレオイヤフォンやUSB接続補助ケーブル、キャリングケースは省略されている。
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