三菱重工は8月25日、スチームファン蒸発式加湿器「roomist(ルーミスト)」(SHE35MD)を発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万9000円(税別)。9月1日に発売する。
蒸発布が吸い上げた水だけをヒーターで加熱して蒸発させる独自の加湿方式を採用し、転倒しても熱湯がこぼれずやけどの心配がない。運転開始から約1分で素早く立ち上がる。温度や湿度に左右されることが少なく、加湿効果が出にくい低温の使用環境でもうるおいを届けるという。
同社によると、デザイン、操作性、メンテナンス性の面で8年ぶりにフルモデルチェンジしたという。横幅を細くスリムに見せるデザインを採用し、カラーはホワイトとピンクの2色を用意。操作性の面では、持ち運びや給排水に便利な回転収納式ハンドルを追加し、操作部のパネルを大型化した。内部の凹凸を減らしたほか、スケール(水に含まれるミネラル分などの堆積物)の付着を抑えるイオンフィルターを備え、メンテナンス性を高めている。
適用床面積は10畳で、加湿能力は350ミリリットル/時。消費電力は125〜250ワット。本体サイズは245(幅)×220(奥行き)×267(高さ)ミリ、重量は3キロ。適用床面積が17畳の「SHE60MD」と33畳の「SHE120MD」もラインアップする。
ハイブリッド加熱気化式加湿器「SHK50MR」「SHK70MR」「SHK90MR」も登場。水を含んだフィルターにファンで風を送り加湿する「気化式」と、水を含んだフィルターにヒーターで温めた風を当てて加湿する「加熱気化式」を組み合わせたもの。適用床面積は下位モデルから順に14畳/19畳/23.5畳。実売想定価格は3万円、3万4000円、4万円(税別)。
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