11ac対応でパフォーマンスを改善した新「Chromecast」と「Chromecast Audio」 4980円で販売開始
映画や音楽など、デジタルコンテンツを簡単にテレビへ映すことができるストリーミングデバイス「Chromecast」の新モデルと、オーディオに特化した新製品「Chromecast Audio」が国内で発売した。
Googleは2月18日、スマートフォンやタブレット、PCなどで視聴している動画や写真、さらにhuluやNetflix、dTV、dアニメ、ビデオパス、GYAO!といったVODのコンテンツなどを簡単にテレビへ映せるストリーミングデバイス「Chromecast」の新モデルと、音楽に特化したスピーカー接続タイプの新製品「Chromecast Audio」を国内で発売した。
価格はともに4980円(税込)で、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天などで購入できる。Googleストアでの発売は2月19日から。
新デザインの採用とパフォーマンスを向上した新「Chromecast」
2014年5月に発売した初代「Chromecast」がスティック型だったのに対し、新Chromecastは丸いボディーデザインを採用することでテレビからの出っ張りを最小限に抑えた。カラーバリエーションはブラックに加えてレモネードとコーラルの計3色となった。
ハードウェア面では、Wi-Fiが802.11acおよび2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応したほか、状況に応じて最適なアクセスポイントを自動選択する機能を搭載することで接続性のパフォーマンスを向上している。
動画や音楽だけでなく「Angry Birds Friends」や「ファイナルファンタジーXIII Google Cast Edition(近日公開)」といったCast対応ゲームをテレビの大画面でプレイすることも可能だ。
手持ちのスピーカーをWi-Fi対応に「Chromecast Audio」
「Chromecast Audio」は、付属の3.5ミリケーブルをスピーカーのAUX端子に接続することで、音楽やポッドキャストなどをWi-Fi経由でストリーミング再生できる音楽特化型Chromecastだ。Chromecast同様に、AndroidやiOSを搭載するデバイスやPCなどから利用できる。3.5ミリジャックのほかにRCA音声出力や光デジタル出力にも対応する。
特徴として、友人や家族などが特別な設定不要でスピーカーにキャストできる「ゲストモード」や、同じネットワーク内にある複数のChromecast Audioとスピーカーをグループ化して家中のスピーカーを同期できる「マルチルーム」機能などを備えている。
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