「使いやすさ」に自信あり――ソニー、BDレコーダー4機種を発表(1/2 ページ)
ソニーは、Blu-ray Discレコーダーの新製品として「BDZ-ZT2000」など4機種を4月末に発売する。ユーザーインタフェースを刷新したほか、新リモコンの採用などで使い勝手を向上させている。
ソニーは3月8日、Blu-ray Discレコーダーの新製品「BDZ-ZT2000」など4機種を発表した。ユーザーインタフェースを刷新したほか、新リモコンの採用などで使い勝手を向上。チューナー数と内蔵HDD容量によって4機種をラインアップしている。いずれも4月30日に発売する。価格はオープンプライス。
型番 | BDZ-ZT2000 | BDZ-ZT1000 | BDZ-ZW1000 | BDZ-ZW500 |
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内蔵HDD容量 | 2TB | 1TB | 1TB | 500GB |
デジタルチューナー数 | 3 | 3 | 2 | 2 |
CATV LAN録画 | 後日アップデート対応 | |||
スカパー!プレミアムサービスLink | 後日アップデート対応 | |||
Wi-Fi | 内蔵 | |||
外形寸法 | 約430.7(幅)×43.9(高さ)×208.6(奥行き)mm | |||
重量 | 約2.9kg | 約2.7kg | ||
実売想定価格(税別) | 8万3000円前後 | 7万円前後 | 6万円前後 | 5万円前後 |
発売日 | 4月30日 |
ソニーのBDレコーダーといえば「PlayStation 3」と同じ「クロスメディアバー」(XMB)を採用していたことが特徴の1つだった。しかし、「10年以上使ってきたXMBは機能の増設が続き、新しい機能がメニューの深い階層にあるなど少し窮屈(きゅうくつ)になっていた」(同社)という。そこで今回は、XMBに代わるユーザーインタフェースを新規に開発した。
まずホーム画面は、「視聴する」などユーザーの目的に沿ったメニューが並ぶ第1階層と、「ディスク再生」など個別の機能を設けた第2階層に分けて直感的に操作できるようにした。また電子番組表は、白バックに黒文字表示と新聞のラジオテレビ欄に近いデザインを採用して見やすさアップ。大画面テレビとの接続を前提として一度に表示する情報量を増やした。もちろん文字サイズの変更も可能だ。
録画リストは、番組をジャンル別に仕分けした初期画面を採用。スクロールしながら目的の番組を探す手間を省く。また番組情報が2行表示されるため、いちいち番組詳細画面を呼び出さなくても出演者や内容を確認できる。オプションメニューを呼び出すのも十字キーで左右に移動するだけ。今までのようにメニューボタンを押す手間がない。
リモコンも進化した。先端部に赤外線を送出するLEDモジュールを3つ備え、扇状に並べること赤外線信号を広い範囲に届ける。一方、本体の赤外線受光部も感度を上げ、「ストレスフリーで使えるリモコン」(同社)を目指した。
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