大阪・梅田のシログチビル屋上に現れた13m級の巨大看板「大ぴちょんくん」が3月16日の夜から点灯を始めた。また、これまで知られていなかった能力も明らかになった。
「大ぴちょんくん」は、空調メーカーのダイキン工業が自社キャラクター「ぴちょんくん」をモチーフに製作したフルカラーLED看板。併設された百葉箱のセンサーによってリアルタイムの温度や温度を表示できるほか、独自の指標に基づき、そのときの空気の状態を9つの色で教えてくれる(関連記事)。
また、夏の熱中症、春の花粉やPM2.5についても注意を喚起するという。例えば暑い日にはぴちょんくんが汗をかき、花粉が多い日にはマスクをする。PM2.5が多く観測されると涙を流す。
ほかにも、目をキョロキョロと動かしたり、英語でコメントしたり、ウィンクをして写真撮影を促したりと、空気とはまるで関係ないこともする。「大ぴちょんくんが大阪の新たなシンボルとして皆さまから愛される存在になれるよう、さまざまな情報発信に取り組んでいく」(ダイキン)。
またダイキンでは、大ぴちょんくんの点灯にあわせて1月に公開した看板連動Webサイト「ぴちょんくんNOW」を刷新。大ぴちょんくんの様子をリアルタイムに表示しているほか、ぴちょんくんの写真を投稿すると抽選で空気清浄機などが当たる「ぴちょんくんフォト」も実施中だ。
関連記事
- 高さ13メートルの「大ぴちょんくん」登場――温度と湿度によって色が変わる
ダイキン工業は、大阪・梅田のシログチビル屋上に設置工事を進めている「ぴちょんくん」の巨大看板を「大(だい)ぴちょんくん」と名付け、16日夜から点灯すると発表した。 - 壁に溶け込むエアコン、ダイキンから
ダイキンは、厚みを抑えた住宅用マルチエアコンの壁掛型室内機「UXシリーズ」を発表した。左右両端の厚みを129mmに抑え、壁との一体感を表現した。 - あの「ぴちょんくん」が二足歩行ロボに……
ダイキン工業が2足歩行型ロボット「ロボぴちょんくん」を発表した。内蔵のニオイセンサーが空気中のニオイや煙を感知するとパンチ、パンチ、パンチ、電撃パンチ! CMソングに合わせて踊ることもできる。 - エアコンはこまめな掃除が大切
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.