音楽マニアに送る個性派デザインのスピーカー3選
世界最小ハイレゾ対応ポータブルスピーカー、グラスサウンドスピーカー、歌詞をモーショングラフィックでビジュアライズするIoTスピーカーを紹介。
普段から音にこだわっている人はもちろんのこと「こんな形ならちょっといいかも」と、思わずそばに置きたくなる個性派デザインのスピーカーがそろった。いい音を持ち歩く、家の中での最適な音にこだわる、音を歌詞と映像とともに楽しむなど、スピーカー1台で、音の楽しみ方がぐっと広がりそうだ。
今回は過去の記事からよりすぐりのスピーカー3選を紹介する。
世界最小、ハイレゾ対応のポータブルスピーカー「h.ear go」(ソニー)
ソニーは、ハイレゾ再生に対応したファッショナブルな小型スピーカー「h.ear go」を4月に発売した。コンセプトは「ハイレゾを持ち歩く」。ボディーサイズを考慮し、約35mm径のフルレンジスピーカーを新規に開発した。
同社は「ハイレゾ再生のため、振動板の形状や素材(発泡マイカ)を突き詰めた」という。小型ながら1つのユニットで60Hzから4万Hzまでを再生できる。「35mm径でハイレゾ帯域をカバーできるフルレンジユニットは世界初」とのこと。
「h.ear go」は、チャコールブラック 、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエローの5色展開。さまざまなファッションに合わせることを意識して中間色を採用したという。本体サイズは、約204(幅)×62(高さ)×60(奥行き)mm。重量は約790g。パッケージにはUSB ACアダプターとMicro USBケーブルが付属する。ソニーストアでの価格は2万7380円(税別)。
グラスサウンドスピーカーの「Life Space UX」(ソニー)
ソニーの「Life Space UX」から「グラスサウンドスピーカー」が登場。しゃれた照明器具のように見えて、実はBluetoothスピーカー。円筒形のガラスを振るわせて360度に音を広げる独自技術だ。
2008年に発売された「サウンティーナ」のユニークなスピーカーシステムの技術をブラッシュアップして、一般家庭でも使いやすいワインボトル程度のサイズに仕上げた。バッテリー内蔵なので、持ち運んでどこでも利用できる。
歌詞を映像化、32万4000円の「Lyric Speaker」
SIXは、歌詞を自動取得して分析、映像化するスピーカー「Lyric Speaker」を発表した。これは、インターネットに接続して使用するIoTスピーカーである。
モバイル端末から好きな音楽を選曲して再生すると、スピーカーが自動で歌詞をデータベースから取得。楽曲の雰囲気や構成を分析し、モーショングラフィックを生成した後、スピーカーに内蔵された透過型スクリーンに浮かび上がらせる。歌詞を目と耳で楽しむという、新しい音楽のスタイルに注目だ。
価格は32万4000円(税込)。今月6月中にプレオーダーの受付が開始され、9月以降に三越伊勢丹で販売となる。
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