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ニコン、Bluetoothでスマホと常時接続するエントリー一眼レフ「D3400」
ニコンは8月23日、デジタル一眼レフのエントリーモデル「D3400」を9月16日から販売開始すると発表した。
ニコンは8月23日、デジタル一眼レフのエントリーモデル「D3400」を9月16日から販売開始すると発表した。価格はオープンで、カラーは旧機種の「D3300」と同じくブラックとレッドの2種類だ。
D3400は、2014年2月に発売したD3300の後継機種。本体重量が約410gから約395gと軽量化した他、常用ISO感度は100〜25600まで拡張した。バッテリーはD3300と同じEN-EL14aだが、D3300では撮影可能コマ数が約700コマであったのに対し、D3400は約1200コマ(CIPA基準)の撮影が可能になっている。
スマートフォンやタブレットに「SnapBridge」アプリをインストールすることでデバイスとカメラを連携させることが可能。Bluetooth Low Energyを用いて接続するので、Wi-Fiでの接続に比べてバッテリーの過度な消耗がないという。デジタル一眼レフのSnapBridge対応機としては「D500」に続き2機種目。また、今回Bluetoothを搭載した代わりにWi-Fiが非搭載となっている。
センサーサイズはニコンDXフォーマット(APS-C)で有効画素数は2416万画素だが、総画素数は2472万画素とD3300の2478万画素からやや減らしている。ファインダーの視野率は約95%、倍率は約0.85倍。連写は最高約5コマ/秒で、シャッタースピードは1/4000〜30秒。本体サイズは約124(幅)×98(高さ)×75.5(奥行き)mm。
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