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アナログレコード国内生産、16年ぶり100万枚超
2017年1〜12月のアナログレコードの国内生産枚数が106万枚と、16年ぶりに100万枚を上回った。過去10年間で最も落ち込んだ09年と比べると約10倍に。
日本レコード協会によれば、2017年1〜12月のアナログレコードの国内生産枚数は106万枚と、01年以来16年ぶりに100万枚を上回った。「若年層をはじめ、アナログレコードを聴く人の裾野が広がっている」(同協会)という。
16年と比べると33%増え、過去10年間で最も落ち込んだ09年(10万2000枚)から約10倍に増えた。生産額は19憶円(前年比32%増)と、4年連続の2桁増となった。
近年、アナログレコードの人気が再燃。17年6月末時点では、国内でアナログレコードを生産しているのは東洋化成(神奈川県横浜市)のみだったが、ソニー・ミュージックエンタテインメントが自社生産を再開し、18年3月に2タイトルを発売予定。
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