深夜アニメも90日間「おとりおき」 パナソニックが全録対応「おうちクラウドディーガ」
パナソニックは4月3日、スマートフォンで撮影した写真や動画の保存や再生が行えるBlu-ray Discレコーダー「おうちクラウドディーガ」の新製品6機種を発表した。全録モデル3機種を含む6機種に拡大。
パナソニックは4月3日、スマートフォンで撮影した写真や動画の保存や再生が行えるBlu-ray Discレコーダー「おうちクラウドディーガ」の新製品6機種を発表した。全録モデル3機種を含む6機種に拡大。全録機能も進化した。
同社は2017年からおうちクラウドディーガを展開。事前に登録したスマホであればインターネットを介してディーガに写真や動画ファイルを保存できるため、「例えば離れて暮らす祖父母の家にディーガがあれば、孫の写真や動画を送信し、大画面で楽しめる」(同社)と訴求する。もちろん録画番組や放送中番組をスマホの画面でも楽しめる。
アニメも90日間「おとりおき」が可能に
全録機は7チューナーもしくは10チューナーを搭載した3モデルを用意。フラグシップモデルの「DMR-UBX7050」は7TBの内蔵HDDに最大10チャンネルを28日分、まるごと録画できる。HDD残量がなくなると古い番組から自動的に消去(上書き)される仕組みで、録画予約や見終わった番組を消去する作業は必要ない。
新機能として、「おとりおき」のジャンル拡大が挙げられる。おとりおきは、地デジのゴールデンタイムに放送されたドラマについては最大90日間、消去せずに残すというもの。今回から対応ジャンルをアニメにも拡大し、放送時間帯を設定できるようになった。例えば家族のために朝のドラマ、自分のために深夜アニメといった形で複数のジャンルと時間帯を設定できるという。
価格は全録機が実売9万円前後から(2TB HDD、6チャンネル自動録画の『DMR-BRX2050』、税別)、通常録画タイプは5万2000円前後から(500GB HDD、2チューナーの『DMR-BRW550』)。すべて5月18日から店頭に並ぶ予定だ。
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