プラスイオンの濃度に注目 大気イオン放出 ● 1999.7.16 広島県東部地震 異常発生 ● 2001.4.3 芸予地震 異常発生 地震が起こる前に、地殻変動の影響で震源からさまざまな物質が放出される。その中から、プラスイオン濃度を分析して、地震を予想しようというもの。現在、岡山理科大学で観測が続けられている。なお、8月からイオン濃度の高い状態が続いているのは、付近での工事が影響しているようだ。そのため、10月12日より工事の影響を修正した情報に変更されている。
岡山理科大が観測を続けるプラスイオン濃度結果は、地震発生日と併せて、7年分が確認できる
阪神大震災以来注目を集める 中長波電波観測 ● 2000.12.6 鳥取県西部地震 異常発生 ● 2001.12.2 宮城県北部地震 異常発生 地震発生前におきる地殻変動が、地表付近を通過する中波・長波の電波に影響を与えるのでは、という予想。阪神大震災でこのような現象がおきて以来注目を集めている。新産業ディベロパーズが開発した改造AMラジオ「くるぞーくん」や、長波受信機を使ったノイズ観測などが各地で行われている。
独自開発の受信機「くるぞーくん」が観測した、十勝沖地震の異常電波。地震発生数日前に、異常現象が発生する
岡山理科大のサイトでは、全国各地から「地震の前触れ」と思われる投稿を集める掲示板も運営中だ。投稿は誰でもOKで、すべての情報が公開されている。そこで、地震前に何か変な経験をしたら、この掲示板で検索してみるとおもしろい。同じような体験をした人が見つかるかも!?