スモールモデムブリッジCR2000
一部のPDAやゲーム専用機でインターネットに接続する場合,電話回線にモデムでダイヤルアップしなければならず通信費用がかかる。常時接続の環境があるのに通信費を気にしなければならないのも変な話だ。 ルートテクノロジーの「スモールモデムブリッジCR2000」は,個人向けのアクセスポイントマシンだ。つまり,CR2000を常時接続のLANに接続すると,モデムしか持っていないマシンをLANに参加させられる。PDAなどのモデムジャックとCR2000をつなげると,電話回線でダイヤルアップするのと同じように,LANに参加できるのだ。
このような通信方式を変換する機器を「ブリッジ」というが,CR2000はモデムとLANを接続するブリッジだ。もっと簡単にいえば「モデム-LAN変換器」である。CR2000はLAN側から見た場合,単にIPアドレスが振られた1台のPCと同じ扱いになる。社内LANはもちろんのこと,ケーブルTVのケーブルモデム接続やフレッツISDN,ADSLなどに利用できる。 設定は簡単工場出荷時の設定では,DHCPサーバ参照のIPアドレスの自動割当になっている。つまり,ほとんどの場合,単にネットワークケーブルをつなぐだけで設定は終了となる。PC(もしくはPDAなど)では,普通のPPPのダイヤルアップと同じ。電話番号やアカウントなどはダミーとして適当なものを書けばいい。 もちろん,手動でIPを割り振ることもできる。その場合にはPCとCR2000をシリアルケーブル(標準添付)でつないで,Windowsであればハイパーターミナルを起動する。ポートの設定だけすれば,CR2000にログインできる(パソコン通信方式)。ここでIPを自動にするか手動にするか,手動ならIPアドレスやサブネットマスクなどを入力することになる。 使い勝手としてはルータにそっくりで,特別なネットワーク環境でなければ,なんの設定もしないで利用できる。 使い勝手は最高通信速度は最大で33.6Kbps。それでも,通信時間を気にせずに様々な通信機器を使えるのがありがたい。 通信機器(PDAなど)とCR2000はモジュラーケーブルだけで接続できる。ゲーム専用端末のネットワークゲームなども楽しめるだろう。試していないが,市販の電話切り替え機(早取りタイプ)を使えば,複数の通信機器を使うことができるはずだ(通信できるのは1台ずつ)。 スペック
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