iモード,世界制覇に第一歩──今年中にヨーロッパ進出

NTTドコモは,iモードを中心としたモバイルマルチメディア,インターネット技術を軸に,ヨーロッパ8カ国へ進出する。

【国内記事】 2001年1月18日更新

 iモードの世界進出は留まることをしらない。今回,iモードが狙うのはヨーロッパだ。NTTドコモはKPNモバイル,TIMと共同で,オランダ,ドイツ,ベルギーを皮切りにヨーロッパ8カ国へ進出を始める。

 すでにドコモは2000年7月12日,オランダのKPN傘下でセルラー事業会社KPNモバイルの株式15%を取得済みだ。KPNモバイルは,ドイツのセルラー事業者E-Plusや,ベルギーのKPN Orange,ハンガリーのPannon GSMなどの関連会社。iモードがヨーロッパに進出するのは時間の問題だった。

今年中にオランダ,ドイツ,ベルギー

 NTTドコモとKoninklijke KPN N.V.およびKPN Mobile N.V.は1月18日,欧州におけるモバイルマルチメディア普及促進を目的としたMMJV(Mobile Multimedia Joint Venture)を設立することに合意し,覚書を締結したと発表した。

 これに基づき,NTTドコモは技術やノウハウをMMJVに提供する。また,iモードと同様のサービスを,オランダ(KPNモバイル),ドイツ(E-Plus),ベルギー(KPN Orange)で開始する予定だ。

 MMJVは3月に設立予定。オランダのハーグ市に本拠を置き,NTTドコモが25%,KPNモバイルが75%を出資する。MMJVでは,HTMLのサブセットおよびWMLの両方でモバイルインターネットサービスを提供する。

オーストリア,フランス,ギリシャ,スペイン,トルコにも進出

 同時に,NTTドコモ,KPNモバイル,Telecom Italia Mobile(TIM)の3社で,欧州市場におけるモバイルインターネット事業の共同事業化について検討する目的で覚書を締結した。

 これに基づき,欧州でiモードを中心としたモバイルインターネット事業の共同事業化を検討していく。

 まずはTIMが本拠を置くイタリアでサービスを開始し,TIM関連オペレータ(オーストリア,フランス,ギリシャ,スペイン,トルコ)への提供も検討している。KPNモバイル,TIM,NTTドコモの3社は,欧州におけるモバイルポータルジョイントベンチャーの設立も検討中だ。

 2000年11月30日には,台湾のKGテレコム,米AT&T Wirelessへ資本参加を行い,台湾,米国進出への足がかりを作った。香港では,すでにハチソン テレフォンカンパニーに技術支援を行い,iモードコンテンツを提供中だ。今回,ヨーロッパへのサービス展開を決めたことで,iモードは世界制覇に向けてさらに一歩踏み出した。

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[斎藤健二,ITmedia]

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