ドコモ,PDC,GSMのローミングサービス開始──新端末「N601wg」
1台で,ヨーロッパ,アジア,アフリカ,オセアニアに対応した電話機とサービスが登場する。
NTTドコモは1月22日,ヨーロッパ,アジア,アフリカ,オセアニア地域向けに,国際ローミングサービスを1月29日から提供すると発表した。利用には,同時に発売される国際複合携帯電話機「N601wg」が必要。購入またはレンタルが可能だ。
提供エリアは以下のとおり。
| 日本 |
| NTTドコモの800MHz,PDC方式のサービスエリア |
| ヨーロッパ,アジア,アフリカ,オセアニア地域 |
| ハチソンテレフォンカンパニー,ハチソンテレフォンカンパニーがローミング契約をしている携帯電話会社が提供する900MHzGSM方式のサービスエリア(約110の国,地域) |
国際ローミングサービス時の参考通話料金は以下のとおり。
| 国 |
国際発信料 |
滞在国
国内発信料 |
着信
通話料金 |
| イギリス |
296円/分 |
28円/分 |
84円/分 |
| フランス |
161円/分 |
58円/分 |
155円/分 |
| 香港 |
112円/分 |
29円/分 |
23円/分 |
| オーストラリア |
130円/分 |
25円/分 |
77円/分 |
同時に発売される国際複合携帯電話機N601wgは,ドコモショップ大手町店のみで販売/レンタルが可能。購入の場合,21万1100円。レンタルの場合,月額6600円となる。
| 大きさ |
127(高さ)×42(幅)×24(厚み)ミリ |
 |
| 重さ |
約110グラム |
| 連続通話時間 |
日本国内:約140分,GSM圏内:約130分 |
| 連続待受時間 |
日本国内:約360時間,GSM圏内:約50〜70時間 |
| ディスプレイ表記 |
日本語,英語 |
| データ通信 |
対応可 |
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