Google,iモード進出の真意は?──CEOインタビュー

Googleは,WAP端末やPalmなどさまざまなデバイスに対する検索サービスを提供していく。米Googleの共同設立者兼CEOのLarry Page氏に話を聞いた。

【国内記事】 2001年2月28日更新

 2月27日,米Googleはiモード用の検索エンジンサービスを開始すると発表した(2月27日の記事参照)。

 Googleのデバイスへの対応は幅広い。米国でサービスが開始されているPalmVIIのコンテンツとしても検索サービスを提供しており,またWAP対応の携帯電話向けにも検索サービスを提供中だ(1月19日の記事参照)。

 Googleの収益の柱は2つに分かれる。1つは,検索サービスの提供だ。米Yahoo!は同社の顧客だし,日本でもBIGLOBEの検索サービスはGoogleが提供している(11月28日の記事参照)。もう1つは広告だ。米Googleのサイトhttp://www.google.com/では,検索キーワードを判断してテキストによる広告が表示される。

 ZDNet Mobileは米GoogleのCEO,Larry Page氏にインタビューを行い,iモード進出について聞いた。

お気に入りのiモード端末を持って微笑むLarry Page氏

Mobile iモードに進出した理由は?

Page 基本的に1万人以上のユーザーが使っているデバイスはサポートするようにしています。日本でこの夏に予定されている無線機能つきのPalmについても,対応版を出す予定です。

Mobile WAPとiモードのどちらに注力していきますか?

Page WAPはまだ小さく,できあがっていないマーケットです。マーケットが成長したら力を入れていこうと思っています。

Mobile 現在のiモード版Googleは,通常のWebページから検索を行い,iモード用に変換して表示していますね。日本には何万ものiモード専用ホームページがありますが,それらのページから検索できるようにしなかったのは?

Page iモード専用の検索エンジンは既にいくつもあります。ないものを作ったほうが魅力的です。

Mobile どのように収益をあげていく計画でしょう?

Page PC版のGoogleは,検索結果にテキストのみのシンプルな広告を表示しています。この広告は検索キーワードを分析して表示されるため,ほかのサイトに比べてクリック率が4倍から5倍と高くなっています。iモード版では広告を表示する予定はありませんが,NTTドコモの公式サイトにはなりたいと思っています。

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 Googleはこの春にも日本オフィスを開設予定だ。現在も日本語のサービスを開始しているが,1つ注意点がある。「Google.co.jpは,我々が取得しているドメインではない。www.google.comにアクセスすれば,自動的に日本語ページが表示される。co.jpドメインに関しては交渉中だ」(シニアPRマネジャーのDavid Krane氏)

 Larry Page氏はじつはiモードが大好き。来日してからは赤いP503iをずっと持って歩いているという。「米国でもiモードサービスは成功すると思うよ」と語るPage氏だが,“iモードのメリット”と題されたプレゼンテーション資料を見ると,「画面が大きい」「画面の解像度が高い」「端末が軽く小さい」「バッテリ駆動時間が長い」という言葉が続く。どうやら,好きなのはiモードサービスではなく,iモード端末のようだ。

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[斎藤健二,ITmedia]

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