iモードでジュースが買える?──コカ・コーラ,ドコモ,伊藤忠商事が実証実験

iモード携帯電話を利用して,キャッシュレスで自動販売機を利用できるようにする実験が始まる。ただし,完全キャッシュレスの北欧型とは違い,現金前払い方式を用いる。

【国内記事】 2001年3月28日更新

 日本コカ・コーラ,NTTドコモ,伊藤忠商事の3社は3月28日,コカ・コーラグループの自動販売機とiモードを連携させた「i-vending Project」の実証実験を行うことを発表した。

 この実験では,対応自動販売機「i-vending Machine」により,iモードを介したキャッシュレスでの飲料購入,自動販売機のディスプレイを使ったメッセージ,広告の表示,ポイントサービスなどを実施する。

 キャッシュレスでの飲料購入の流れは以下のようになる。

 ユーザーはまずiモード上の専用サイトで会員登録を行う。その後,対応自動販売機に現金を前もって投入しておく。「前払い金額は未定だが,キャッシュレスである程度の商品を購入できる金額になる」(プロジェクト事務局)。その後は,ユーザー認証のみで,すべての対応自動販売機でキャッシュレスで飲料が購入できる。

 会員登録にはiモード対応携帯電話を使用するが,実際に購入する際のユーザー認証の方法は未定だ。「認証には何からの入力作業が必要になってくるので,基本的には携帯電話の利用を前提とする。ただし携帯電話がなくても使えるようにする予定」(プロジェクト事務局)

 北欧では既にNokiaにより,携帯電話の通信網を使うキャッシュレスの自動販売機が設置されている。北欧のものと今回の実験の違いを,「北欧のものは携帯電話の通話料金に(品物の)請求代金を乗せる形だが,今回の実験では現金を前払いする」とプロジェクト事務局では説明する。

 今回の実験では,コカ・コーラが自動販売機ビジネスノウハウを提供し,ドコモが通信ネットワークや技術,マーケティングノウハウを提供。伊藤忠商事は市場開拓やシステム開発,運営支援を行う。

 実験は都内一部地域で,2001年の夏から行われる。「実験が行われる地域のコカ・コーラの自動販売機は網羅する形」(プロジェクト事務局)。一般のユーザーも実験に参加できる。

[斎藤健二,ITmedia]

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