CLDC【しーえるでぃーしー】
Javaは1995年に米Sun Microsystemsが発表したプログラミング言語の名称で,ネットワーク接続を前提とした機器ならどのようなシステム上でも動作するという特徴を持つ。現在はJava2として次の3つの仕様が公開されている。
携帯電話やPDAに用いられるのはJ2MEで,この仕様にはさらに,ネットワーク情報機器用のCDC(Connected Device Configuration)と,CPUやメモリに制限のある携帯型ネットワーク情報機器用のCLDC(Connected, Limited Device Configuration)という2つの基本ライブラリがある。 NTTドコモのiアプリで利用されるiモードJava(通称,DoJa)は,このJ2ME CLDCをベースにしている。ただしCLDCではGUIなどが定義されておらず,VM仕様やコアAPIが定義されている。そのためGUIなどのiモード固有の機能(クラスライブラリ)や,メーカー固有の機能が別に用意されている。Javaで電話機のバイブレータ機能を使う場合は,それらがCLDCにもiモードJavaにもないため,メーカー固有の機能を利用する必要がある。 CLDCにはVM(Virtual Machine)と呼ばれるJava実行環境として,KVMがある。これはキロバイト単位のメモリで動作するVMという意味で,実際には64K〜128Kバイト程度あればいい。一方,携帯端末ではない一般的なJava実行環境をJVM(Java Virtual Machine)と呼んでいる。 [江戸川,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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