サイトスティック

iモードサイトに一発接続。

【国内記事】 2001年5月8日更新

 iモードサイトに接続するときにネックとなるのが,URLの入力。長いURLを親指だけで入力するのは,かなりの苦痛だ。

URLを一発入力

 ネオテクノから発売されているサイトスティックは,URLを入力することなくiモードサイトに接続できる製品だ。携帯電話の外部接続端子にサイトスティックをつなげると,自動でサイトスティックの専用ポータルサイトに接続される。対応機種は,P/N/D/Fの209iシリーズ,502iシリーズ。503iシリーズへの対応はもうすぐとのこと。

 今回,紹介するサイトスティックは,一般ユーザーが使う一般モデルだが,そのほかに503iシリーズに対応した広告モデル,ASP導入モデルがある。広告モデルは,サイトスティックを接続すると登録された会社のWebページへ直接ユーザーを移動させるもので,ASP導入モデルは,高いセキュリティ機能を持たせることで課金認証などでも利用できるものだ。

サイトスティックを携帯電話につなげたところ。接続してしばらくすると自動的にURL接続が始まる

挿すことが面白い

 サイトスティックを携帯電話に接続すると,自然に[iモードメニュー]から[internet]と進んでいき,[URL入力]画面では手で入力すれば5分はかかるであろう長いアドレスをサクッと数秒で入力してしまう。この自動で動くところが“サイバー”な感じで何度見ても面白い。URL入力の手間を省略できる便利さより先に,接続するときのアクションの楽しさを感じてしまう。

 また,サイトスティックに登録されている約5000サイトの短縮ナンバーにも魅力がある。サイトスティックをつなげて,付属する小冊子にある短縮ナンバーを入力すると,5000サイト内の任意のWebページへダイレクトに接続できるのだ。これは専用ポータルサイトを経由しない分だけパケット代金がかからず,URL入力も省略できると実用性に優れている。当然,ここでもサイバーな雰囲気は健在だ。

 しかし,サイトスティックを携帯電話につなげた状態でiモードを終了してしまうと,再び接続するのが面倒になる。サイトスティックを認識させるために,携帯電話からサイトスティックを外してつなぎ直さなければならないからだ。

 使い勝手に気になる部分があるが,URLの自動入力や短縮ナンバーの存在と実用性に優れているサイトスティックは,iモードユーザーのための役立つ製品だ。

 また,iモードユーザーをターゲットに広報宣伝活動を行ったり,企業内のイントラネットに安全かつ簡単にiモードからアクセスするのにも活用できる。

メーカー 商品名 価格
ネオテクノ サイトスティック 1580円

[青木瑞浩,ITmedia]

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