CommWorks，IPテレフォニーシステムの音声トラフィック累計が50億分を突破

【国内記事】

2002年1月9日更新

　CommWorks Corporationは1月8日，同社のインターネット・プロトコル（IP）・テレフォニー機器において，全世界のサービスプロバイダによって伝送された商用音声トラフィックの累計時間が50億分を突破したと発表した。

　CommWorks IPテレフォニー機器は現在，北米，ヨーロッパ，アジアのサービスプロバイダにより5億3000万分以上の音声トラフィックを毎月伝送している。これらのサービスプロバイダはCommWorksのメディア・ゲートウェイ，ソフトスイッチ，バックエンド・サーバを用いることで，既存の公衆電話交換網 (PSTN) から効率的なIPネットワークに音声トラフィックを移行し，より高機能のテレフォニーサービスを提供することが可能となる。

　なお，この累計時間は2000年4月から2002年1月の22カ月間で達成されたものとなっている。

　同社社長アーファン・アリ氏は，「これらの実ネットワーク上で毎日何千万分もの音声トラフィックが伝送されている。また，このことから，世界有数の通信プロバイダのネットワークにおいてIPテレフォニーの存在が確固たるものへと成長していることが示されている。これらのプロバイダは音声とデータの配信に同一のパケットベースのネットワークを用いることで効率性を，そして新たな高機能テレフォニーサービスを導入し，エンドユーザー対して通信サービスのカスタマイズ可能にすることで柔軟性を向上させる。また，その利点を享受することができる」と語った。

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CommWorks Corporation
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