イーソル,組み込みシステム統合開発環境「eBinder」のSuperH対応版を発売
イーソルは,μITRON対応組込みシステム統合開発環境「eBinder」の「SH-4」対応版を2月1日より発売する。 「eBinder」は,最大8個までのタスクを同時にデバッグできるマルチコンテクストデバッグ機能,ソフトウェア部品の状態遷移やプログラム実行時の状態を参照できるシステムデバッグツールを搭載している。これにより,「SH-4」をコアとしたデジタルカメラやデジタルAV機器などのコンシューマー製品,FA機器やOA,通信機器などのアプリケーション開発期間を大幅に短縮できるほか,ソフトウェアの品質と保守性を向上させられる。 また「eBinder」は,ターゲットボードとして「SH7751」が搭載された京都マイクロコンピュータ製「Solution Platform」(KZ-SH4PCI-01) に対応,コンパイラは,GNUに対応している。なお「SH7751」は,128ビットのグラフィックエンジンと300MIPSの高性能を実現,CPUに「SH-4」を採用している。 同社の上山伸幸取締役エンベデッドプロダクツ事業部長は,「FA,OA機器からカーナビ・デジタルカメラなどのコンシューマー製品に幅広く搭載されているSHは,日本のマーケット,特にμITRONのターゲットCPUとして多くのシェアを占めている。μITRONを使用したアプリケーション開発に抜群の威力を発揮するeBinderがSHに対応することで,組込み開発者の負担の大幅な軽減に貢献できる」と語った。
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