FOMA,評価できる機能トップはテレビ電話数あるFOMAの機能の中で,「評価できる機能」の1位になったのは「テレビ電話」だった。若年層はiモードメールの拡張を2位に挙げている。
4月に全国展開を控える,NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」(2月22日の記事参照)。その機能は数あるが,インフォプラントが一般の携帯電話ユーザー300人にアンケートを取った結果,「評価できる機能」の1位に輝いたのは「テレビ電話」だった。 FOMAの特徴としてドコモは,「クリアな通話品質」「テレビ電話」「iモード」「iモーション」(動画配信)「高速データ通信」「マルチアクセス」などを挙げている。しかし,現在のFOMA端末がそれらすべての機能を備えているわけではない。
現状ではP2101Vのみがテレビ電話機能を備えており,実際にテレビ電話をかけられるのもP2101V同士が中心だ(NTT製の専用固定電話機も販売されている)。 にも関わらず,テレビ電話が機能評価の1位になったのは,やはり「分かりやすくイメージしやすい」機能だからだろうか。 同調査で,NTTドコモのFOMAについて知っている内容を具体的に聞いたところ,「テレビ電話」「次世代携帯」「動画配信」「料金が高い」「エリアが狭い」「宇多田ヒカルのCM」といった回答が目立ったという。 FOMAについて,ドコモがそれほど想定していない機能をメリットとして挙げた層もある。29歳以下がテレビ電話に続いて評価したのは,「最大全角5000文字まで送受信可能で,静止画(GIF,JPEG)やメロディ(MIDI)も添付可能なiモードメール」。 若年層では,電話機としての評価よりも付加機能が評価の対象になっているようだ。
FOMA使いたい──8割から3割へ減少中?興味深いのは,FOMAへの利用意欲。インフォプラントの調査では3割強が積極的。29歳以下では4割弱に達した。 この3割を多いと思うか,少ないと思うか。 思い出したのは,昨年5月にgooリサーチが行った調査。この時は「利用したい」と答えたユーザーが8割に上った(2001年5月の記事参照)。 もちろん調査対象者に差異もあれば,有効回答人数も異なる。ただし両調査共にインターネットユーザーを対象としている。 インフォプラントの調査は2月26日に行われた。対象は携帯電話を持っているインターネットユーザー計300名。
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