KDDI,携帯電話のための音声認識サービスの実証実験を実施
KDDIは,音声認識技術を用いた情報提供サービス高度化のための実証実験を,3月4日より関西地区で実施する。期間は3カ月間を予定している。 今回の実験は,KDDI研究所が開発した音声認識エンジンを,au携帯電話インターネットサービス「EZweb」と組み合わせたもの。コンテンツの条件検索などを行う際に,通常必要とされるキー入力に替わり,音声での入力を行えるようになる。
同実験は大阪梅田地区を対象としている。大阪梅田地下街の「ホワイティうめだ」内の店を案内するコンテンツ「Whityなび」を採用し,関西エリアのEZweb利用者にサービスを提供する。アクセス方法は,「auインフォ」-「auホームページ」-「関西」-「おすすめサイト」-「タウン・生活」-「Whityなび」。 なお今回用いる音声認識エンジン「SpeechSeeker」は,独自の音質補正技術と雑音排除技術が導入されている(2001年7月の記事参照)。街角の75デシベル程度の騒音下でも,97%以上の認識性能をもつ。今回の実験では商用サービスに向け,実用性と使い勝手を検証する。
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