今度のCLIEはフリップタイプ,デジカメ内蔵,キーボード付き──ソニー,新CLIE「PEG-NR」シリーズを発表
Mega Bass対応,PCで作成した音をアラーム音にできるなど音周りも充実PEG-NR70シリーズでは,音楽再生機能も強化されている。新たにMega Bassに対応,重低音の再生が可能になった。PEG-N750C同様,ATRAC3とMP3の再生に対応,PIMソフトやほかのアプリケーションとの併用も可能だ。 音楽の連続再生時間はディスプレイオン時が約2時間,オフ時が約7時間。PEG-N750Cのディスプレイオン時3時間,オフ時11時間に比べると短くなっている。
付属するPC用音楽管理アプリケーション「SonicStage 1.1LE」を利用して,音楽ファイルをATRAC3形式のほか,WAVE/WMA方式で格納が可能。 また,「Sound Utility Ver 1.1」を利用してPCで作成した音声をCLIEのアラーム音として利用できる (対応フォーマットは.wav,22.5KHzのADPCMファイル,.smf,formatoのMIDIファイル) 。 アラーム音はと「Sound Convertor Ver 1.0」で,ボリューム調整が可能なほか,リピート設定も行える。PEG-Tシリーズからのアラーム音とAIBOとの連携も行える。 なお,PEG-NRシリーズではバイブレータ機能の搭載は見送られている。
さまざまな機能が強化され,PEG-Tシリーズからの機能も装備PEG-Tシリーズから搭載されたリモコン機能,世界時計機能,メモリースティックとPCとの連携機能や,PEG-750CのTV録画機能,動画再生機能なども引き続き搭載され,電子メールソフトの「CLIE Mail」はJPEG画像の添付に対応した。 また,ソフトウェアグラフィティの採用に伴い,グラフィティエリアに各種情報がひとめで分かるステータスバーが搭載され,グラフィティエリアには筆跡が残せるようになるなどの改善が図られている。
周辺機器の対応はPEG-NRシリーズ専用で用意されるのは通信アダプタ「PEGA-CF70」 (市場予想価格1万5000円前後) と液晶保護シート「PEGA-SP70」 (市場予想価格1000円前後) ,USBクレードル「PEGA-UC70K」(7000円前後) 。通信アダプタは4月6日発売で,ほかの製品は3月23日より発売される。 従来の周辺機器で利用できるのは,メモリースティックカメラモジュール「PEGA-MSC1」,メモリースティックGPSモジュール「PEGA-MSG1」,スタイラス「PEGA-ST60」,モバイルコミュニケーションアダプタ「PEGA-MA15」,HotSyncケーブル「PEGA-HS10」,ACアダプタ「PEGA-AC10」。 また,PEG-NRシリーズ発売に伴い新しい周辺機器もリリースされる。 メモリースティックタイプのBluetoothモジュール「PEGA-MSB1」(3月23日発売,市場予想価格2万円前後) は,Bluetooth対応PCとワイヤレスでHotSyncが行えるほか,携帯電話,モデム,LANアクセスポイント経由でワイヤレスでのWebブラウズやメールの閲覧を可能にする。付属するゲームソフト「Reversi for CLIE Ver 1.0」はPEGA-MSB1を差したCLIE同士でチャットしながらゲームを楽しめる。Bluetooth Ver 1.1に準拠,Serial Port Profile,LAN Access Profile,Dial-up Networking Profile,Object Push Profileをサポートしている。 接続可能な機器はVAIO PCG-SRX7,SR-9M/K,C1MRX,CAVSX/K,C1VRX/K,Bluetoothモデムステーション「PCGA-BM1」,Bluetooth機能搭載モデムアダプター「BTA-NW1」,Bluetooth内蔵携帯電話「au C413S」。ほかの製品については随時CLIEサポートページに掲載される。 ほかにも,車のシガーライターソケットからCLIEを充電可能にするカーバッテリーアダプタ「PEGA-DC10」(3月23日発売,市場予想価格5000円前後) ,単3乾電池でCLIEに電源供給を行えるバッテリーアダプタ「PEGA-BC10」(3月23日発売,市場予想価格4000円前後) ,キャリングバッグ「PEGA-CA61」(3月23日発売,市場予想価格8000円前後) が発売される。 [後藤祥子,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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