日立,132×132ピクセルに対応したパッシブカラー液晶表示システムを製品化
日立製作所半導体グループは,携帯電話などの液晶表示システム用として,1チップで132×132ピクセルの画面サイズが可能なパッシブカラー液晶表示システムLSI「HD66767」を4月22日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1050円。 同製品は,欧州市場のデジタル携帯電話や折りたたみタイプの背面カラー液晶表示向けの製品。最大画面サイズの132×132ピクセル,6万5千色のカラー表示に対応する。 出力本数は,セグメントが396出力,コモンが132出力の合計528出力。また,同社技術により,表示用バッファメモリ容量を従来の4分の3に削減し,16.13×2.23ミリの業界最小クラスのチップサイズを実現した。 液晶表示装置の消費電流を従来の30〜40%低減できるHi-FAS液晶駆動方式や,チラツキのない画像の表示を実現するパルス幅階調方式を採用した。実装方式は,LCDガラス基板上に直接フェースダウン接続するCOG実装に対応。また,LCD表示装置の両端の配線バランスを均等に配置する,センター配置が行える。
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