IntelとSymbian,データ通信に対応する携帯電話のプラットフォームを提供
IntelとSymbianは,Symbian提供の携帯電話向けOSの最新版「Symbian OS version 7.0」が,IntelのXScaleテクノロジに基づくアプリケーション・プロセッサへ最適化されたと発表した。 両社は,音声通信とインターネットアクセスを統合するワイヤレス携帯通信端末を開発するため,Intelのオープンアーキテクチャ「インテル パーソナルインターネットクライアントアーキテクチャ」(PCA)にマルチメディアとワイヤレス機能を提供するため,「Symbian OS version 7.0」の最適化で協力してきた。 今後,世界市場においてSymbian OSとPCAに基づく携帯電話向けにアプリケーションやサービスを構築する企業に,情報の提供を行っていく。また,参加企業の連携により,製品を早期に市場投入できるよう,システムインテグレータ,機器メーカ,ODMとソフトウェアやベンダーに対し,ハードウェアおよびソフトウェアに関する支援を行う。 さらにIntelは,「Symbian OS version 7.0」を含むボードサポートパッケージを同梱した開発システム「インテル DBPXA250」を5月に出荷する。PXA250またはPXA210を採用した製品を開発する携帯電話メーカーおよびソフトウェア・ベンダを対象としている。 同システムには,Symbian OS用のコンパイラとXScaleマイクロアーキテクチャXDB JTAGデバッガを含む,複数の最適化された開発ツールを同梱し,インテグレーテッドパフォーマンスプリミティブ(IPP)とGSM/GPRS,IEEE 802.11およびBluetoothなどのワイヤレス技術に対応するツールも提供する。 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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