Mobile：NEWS

2002年5月24日　03:43 PM 更新

NTTドコモ、ワールドカップ開催に向けて設備を増強

　NTTドコモは、5月31日より開催される「2002 FIFA ワールドカップ」開催に伴い、設備の増強および施設の保守強化を行う。

　主な施策は以下の通り

設備の増強

• スタジアム周辺基地局に対し、従来の設備の概ね1.5倍程度に設備を増設

• 特に通信量の増加が見込まれるスタジアムおよび横浜メディアセンターにおいて、内部での通信容量を確保するため、ビル内用無線基地局（IMCS）を利用可能に

• 試合当日に、可搬型無線基地局（移動基地局車）を全国で延べ32回程度出動させ、スタジアム周辺の通信を確保

可搬型無線基地局

設備の保守強化

　大会期間中、試合が開催されているスタジアム周辺の基地局などに、延べ600名程度の人員を待機させ、万一の故障等に備え保守の強化を実施

通信制限の実施

　試合前後およびハーフタイムなどのごく限られた時間に大量の通信が集中した場合、容量過多となり設備機能が低下する恐れがあるため、やむを得ず通信制限を実施することもある

　通信制限については、特にユーザーに対してアナウンスされるわけではなく、「電話がかかりにくくなる状態が起こる可能性もある」（ドコモ広報）ということを指すという。

関連記事
ドコモニュースリリース
NTTドコモ

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---