VPNをサポートした携帯向け個人認証システム「MobileSAFE VPN」 NTT-ATNTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は5月29日、ユニコシステムとVPNをサポートした携帯向け個人認証システム「MobileSAFE VPN」を共同で開発したと発表した。6月17日に発売する。 「MobileSAFE VPN」は、2001年11月に発売した「MobileSAFE」(11月27日の記事参照)に、新たに暗号化ブラウザ機能を追加したシステム。発信端末と発信者を認証した後に、端末側の暗号化ブラウザ機能を利用して、サーバ側と毎回異なる鍵で暗号化通信を行えるという。これにより、携帯電話でVPN環境を構築できるとしている。 同社と高知工科大学の清水明宏教授が共同開発した独自のワンタイムパスワード型認証方式「SAS」(Simple and Secure)を採用。トークンなどを用いる代わりに、端末に搭載したJavaアプリケーションが乱数/認証キーの生成を複数回行うことで認証を行う。 同社によると、トークン方式のワンタイムパスワード製品に比べ、導入費用を1/2〜1/3に抑えることができるほか、SSLに比べ手順が簡略化されているため、通信量・通信費を削減できるという。 当初の対応端末はFOMAのみだが、504iシリーズにも対応する予定。価格は25ユーザーの場合で45万円から。 関連記事 NTT-AT、Java搭載iモード向けの認証システム「MobileSAFE」を発売 関連リンク NTTアドバンステクノロジ ユニコシステム [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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