ハドソンなど、携帯向け3D表示ハードエンジンを開発三信電気とハドソンはこのほど、携帯端末向け2D/3Dグラフィックエンジン「GSHARK」(ジーシャーク)を共同開発、ライセンス販売に乗り出した。低消費電力ながら高速な3D描画が可能という。
GSHARKを使った表示イメージ 「GSHARK」は2D処理用・3D処理用の両エンジンをロジック回路化、携帯端末向けバス回路を備えた。3万2768色(パレットカラー:256/16色)に対応し、2D描画速度は2000万ピクセル/秒、3D描画速度は15万トライアングル/秒。環境光・平行光のライト計算のほか、3D機能としてフラットシェーディングやトゥーンシェーディング、テクスチャマッピング、アルファブレディングなどを備える。 エンジン部やメモリインタフェースなどを約15万ゲートに収め、LSI機能ブロックの面積は約3.6平方ミリメートルとコンパクト。消費電力は3D表示時に約35ミリワット、2D描画時に約20ミリワットに抑えた。 CPU能力が限られる携帯電話やPDA向けに全処理をハード化、携帯機器システムに組み込みやすいIPコアとして提供する。ライセンス販売は三信電気が担当する。
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