Mobile:NEWS 2002年7月12日 02:55 PM 更新

Mobile&Movie 第21回
トゥームレイダー「私の目になって」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”を紹介する「Mobile&Movie」。第21回は、PCで大ブレイクしたアクションゲームを映画化した「トゥームレイダー」。主人公ララが使うのは、Ericssonがこの映画のためにデザインした特別製の多機能コミュニケータだ!

作品名トゥームレイダー(LARA CROFT:TOMB RAIDER)
監督サイモン・ウエスト
制作年・製作国2001年・アメリカ


 世界的人気ゲームソフトの映画版「トゥームレイダー」は、パワフルで美しい主人公ララ・クロフトが縦横無尽に暴れ回るスーパーアクション。

 ララは世界を駆けめぐるトレジャーハンターとして、天才的メカニック・ブライスの作った戦闘用ロボットを相手に日々過酷なトレーニングを積んでいます。

 ある日ララは、20年前に失踪したララの父クラフト卿の隠し部屋から、不思議な時計を発見します。その内部は謎の数列と眼のように光る石がはめ込まれていました。それを見たララは幼い頃父が話した秘密結社イルミナーティのことを思い出します。彼らは、5千年に1度の惑星直列の時、時空の扉を開ける鍵となる“Holly Triangle”を使って時間と人類の支配を企んでいることを……。

 ララは、父の友人でアンティーク商のウィルソンの元を訪ね、“Holly Triangle”について聞き出そうとしますが、ウィルソンは知らないと答えるばかりで、ララの父が隠し持っていた時計の所在が明らかになっただけでした。

 早くもイルミナーティから差し向けられた男たちが、ララの自宅へ時計を奪いにやって来ます。戦闘服に身を包んだ彼らに、ひとり、素手で立ち向かうララ。地下駐車場の暗闇の中、敵がどこにいるかわからない状況でブライスが呼びかけます。

「ララ、無事なのか?」

 別の部屋からララの様子を見ていたブライスは、敵がどこに潜んでいるか、遠くからララに教えようとします。

「ヘッドセットを付けろ」

「私の目になって」

 ララはブライスの指示に従って「マクラーレンの横にいる相手」「左前方の相手」を次々に倒していきます。  しかし時計は持ち去られてしまい、ララの冒険は、カンボジア、ベニス、シベリアと続きます。ララは、イルミナーティの手から“Holly Triangle”を守れるのでしょうか!?

 「トゥームレイダー」で登場した通信機器は、Ericssonがこの映画のためにコンセプトデザインした特別モデルです。「Communicator」と呼ばれるトータル通信デバイスは、電話や電子メール、ファクスなどあらゆるタイプでの通信ができ、移動しながらリアルタイムのインターネットアクセスが可能という代物。

 Bluetoothのワイヤレステクノロジーを介して、コンピュータやほかのデバイスに接続され、ララはヘッドセットを使いCommunicatorでブライスと通信します。

 手のひらサイズでありながら、内蔵されたデジタルカメラやマイクで画像やビデオをキャッチ、スケジュールも管理でき、もちろんGPSも搭載。そんな最新技術のつまったCommunicatorが実際に開発され、店頭に並ぶ日もそう遠くはないかもしれません。

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[本田亜友子, ITmedia]

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