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2002年7月17日　08:23 PM 更新

NTT-ME、FOMA向け映像配信ASPサービス

　NTT-MEは、NTTドコモのFOMA端末向けにライブ映像を配信できるASPサービス「何所でもライブASPサービス」を7月29日に開始する。

　専用ライブカメラの設置から、NTTドコモのFOMAを使ったストリーミング映像配信試験サービス「Vライブ」への映像送信、ADSLなどブロードバンド回線の手配までを一貫して代行する。特定ユーザーに限定して配信するクローズド型。

　「Vライブ」への映像配信には、3GPPのAV通信規格「3G-324M」に対応した映像送信用PCやソフト、カメラを用意する必要がある。新サービスではFOMA対応エンコードソフトを内蔵した専用ライブカメラ「ゆうあいカメラ」を提供、より手軽に映像配信ができるようにしたとしている。

　サービスには専用カメラを提供する個人・SOHO向け「ゆうあいカメラ接続タイプ」と、専用エンコードソフトをインストールしたPCを提供し、市販のビデオカメラで撮影した映像を配信できる「オール・イン・ワン型」を用意。100台以上のFOMA端末向けの配信を想定した企業向け「プロユース型」も提供する。

　料金はFOMA端末2台に配信する場合で、「ゆうあいカメラ接続タイプ」が初期費用9万4300円、月額1万3950円、「オール・イン・ワン型」が初期費用38万6300円、月額1万4650円などとなっている。

　同社では、自宅の様子を外出先から確認したり、幼稚園・小学校から子供の様子を中継したり、企業が社内向けにメッセージを配信したりといった利用を想定している。

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