Mobile:NEWS 2002年7月18日 11:07 PM 更新

KDDIが位置情報管理サービス「GPS MAP」を発表

KDDIが、GPSケータイを使った位置情報管理サービス「GPS MAP」を今年10月1日から開始する。今秋発売予定のCDMA2000 1x端末を使えば、PCから端末の位置情報を能動的に調べることも可能だ

 KDDIは7月18日、GPS機能を持ったau携帯電話(GPSケータイ)を使った位置情報管理サービス「GPS MAP」を今年10月1日から開始すると発表した。

 GPS MAPは、GPSケータイを利用してユーザーの位置情報を取得。PC側の要求に合わせてリアルタイムに位置検索を行い、地図上に位置を表示することができる業界初の汎用型ASPサービスだ。アプリケーションの運用はKDDIが行う。専用端末ではなく、携帯電話を利用することで、導入や運用のコストを低く抑えることができるという。


GPS MAPのPC側画面

 位置情報の取得では、GPSケータイ側からの「手動送信」「自動送信」に加えて、PCからGPSケータイに対して位置情報の確認を能動的に求めることができる「センタープッシュ機能」を搭載した。携帯電話からの応答を待つことなく、位置情報が把握できる。PC側で指示してから、位置情報が戻ってくるまでのタイムラグは30−40秒。ただしこのセンタープッシュ機能は、プッシュ型サービスに対応した今秋発売予定のCDMA2000 1x端末からになる。

 この機能によって、GPSケータイを所持した車輌、スタッフの所在地を、PC画面で一元的にリアルタイムで把握できるほか、移動履歴や作業状況などの情報も表示可能。また、PCからGPSケータイへのメッセージ送信機能もサポートしている。

 「例えば、新宿のユーザーから入ったメンテナンスの要求に、センターがフィールドサービスに出ているスタッフから、新宿に1番近い人をGPS MAPで探す。そして、GPSケータイに緊急連絡のメッセージを送るといった、保守サービスでの利用が考えられる。そのほか、宅配・集配、セールス、介護・医療、警備、イベントといったさまざまな分野で応用可能だ」(同社)。

 表示される地図は、GPSケータイ側が4段階、PC側が6段階の縮尺を選択可能。営業用車輌やルートセールスの移動履歴をPCの地図上で確認できる。GPSケータイには、センターからの位置検索を拒否するプライバシー設定機能も搭載する。


移動履歴もPCの地図上で確認できる

 サービスの料金体系は、管理PC側のソフト利用料としてPC1台あたり月額1000円、携帯電話側で1台あたり月額2000円。このほかに、電話料金やパケット通信料金が必要となる。

 同社常務・ソリューション事業本部長の伊藤泰彦氏は、「当社は、“Mobile&IP”をキーワードに、モバイルとインターネットを融合した付加価値の高いソリューションビジネスの開拓を積極的に推進しており、GPSケータイの高精度測位機能を利用した今回のサービスもその中の1つ。GPSケータイはパーソナルユースだけでなく、法人ユース向けのソリューションを作るための中核のエレメントだ。さまざまな活用を考えている」と語る。

 GPS MAPはすでに、ブルームバーグが金融端末の保守メンテナンス業務に採用することが決まっているという。「ブルームバーグでのトライアルは、9月から始まる予定。ここでは単にサービスエンジニアの位置情報を一元管理するだけでなく、携帯電話のカメラを使って壊れた端末を撮影し、それを会社に送信して的確な指示を仰ぐといった使い方が検討されている。このように携帯電話のさまざまな機能と組み合わせることで、位置情報システムが生きてくる」(同社)。

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[西坂真人, ITmedia]

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