504iの待受アプリ開発に特化〜スパイシードック・ビルダー3ますます開発が難しくなるiアプリを“プログラムを知らないクリエータでも待受アプリが作れる”ことをうたった開発ソフトが、WIRELESS JAPANで話題を呼んでいた
WIRELESS JAPANで、ひときわ人気を集めていたのが、トリワークスブースの「スパイシードック・ビルダー3」。スパイシーソフトが開発した、504i向けの待受iアプリを開発できるソフトだ。
スパイシードック・ビルダー3は、モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が主催した「モバイルプロジェクト・アワード」を受賞(7月17日の記事参照)。WIRELESS JAPANの来場者が選ぶ「ワイヤレスジャパン2002アワード」でも「プロダクト優秀賞アプリケーション&コンテンツ部門賞」を獲得し、一躍iアプリ開発環境ソフトの主役に躍り出た。 プログラミングをしなくてもiアプリが開発できる。デザイナー向け──そううたう開発環境はいくつかあるが、スパイシードック・ビルダー3の特徴は“待受アプリに特化”したこと。「フリップの開閉で画面を切り替えたり、大きな画像をスクロールして見ることができる」とトリワークスのデジタルコンテンツ・デザイナー、鈴木靖久氏は説明する。 スパイシーソフト副社長の小原聖誉氏は「いったんアプリを作ってしまえば、あとは写真を入れ替えるだけで別のアプリができあがる。(待受アプリの提供元は)コンテンツの更新スピードを上げられる」と、公式コンテンツプロバイダに利用してほしいとアピール。 スパイシードック・ビルダー3は7月30日にリリース予定。体験版も提供される。鈴木氏によると、「スパイシードック・ビルダー3を使って待受アプリを提供することが決まっている公式コンテンツプロバイダも、既にある」。 iアプリ開発は、特にグラフィックス周りの作り込みに時間がかかることから、「スパイシードック・ビルダー3で動くグラフィックスを作って、それを別のiアプリに組み込めるとうれしい」という要望も来ているという。基本的にコンテンツプロバイダ向けの販売を考えているが、将来的にはコンシューマ向けのバージョンも予定している。
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