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2002年7月22日　11:22 PM 更新

デジカメ／TVに“変身”するDVカメラ　シャープ

　シャープは、DVカメラ「液晶デジタルビューカム VL-DD10」を8月8日に発売する。世界初の「カメラユニット交換システム」を採用したのが特徴。カメラユニットを交換してデジタルカメラとして利用できるほか、別売りの「チューナーユニット」を装備すれば、TVとしても利用できる。オープン価格。アクセサリーキットは2万5000円。

　本体から、カメラ・インターフェイス部を取り外して交換できるのが最大の特徴だ。製品には「動画カメラユニット」と「静止画カメラユニット」が付属。オプションでTV視聴が可能になる「チューナーユニット」（1万2000円）を用意した。

　本体部は3型「あざやかファイン」TFT液晶ディスプレイを搭載。また回転チルト機構を採用した。

　「動画カメラユニット」は、1/4型有効34万画素CCD／10倍ズームレンズを搭載。アクセサリーキットに同梱するズームマイクを装着すれば、ズームに合わせた録音が可能としている。インタフェースはIEEE 1394、S-Video／ビデオ入出力、音声入出力を装備した。

　「静止画カメラユニット」は、1/1.8型有効400万画素CCD／3倍ズームレンズを搭載。SDメモリーカード／マルチメディアカードスロットを装備する。2448×1632/1824×1216/1200×800/720×480ピクセルの静止画を撮影できる。

　1.5枚／秒の連写機能や、連続撮影時に露出を自動調節するブラケット撮影機能、同じく明るさを自動調節するガンマブラケット撮影機能などを備えた。インタフェースはUSB、S-Video／ビデオ出力。

　サイズは動画カメラユニット装着時が141（幅）×62.5（奥行き）×84（高さ）ミリ、静止画カメラユニット装着時が152（幅）×63（奥行き）×88.5（高さ）ミリ、重さはそれぞれ約505グラム（本体・ハンドストラップのみ）と約560グラム（同）。

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