ドコモ、F1チーム「B.A.R」に通信で協力ドコモはFOMAをはじめとする通信技術をF1レースに活用する。今年10月に鈴鹿で行われるF1最終戦では、ドコモのシステムを使った音声通信環境が提供される
NTTドコモは7月26日、F1のレーシングチーム「ブリティッシュ・アメリカン・レーシング」(B.A.R)にモバイル通信の活用について技術協力すると発表した。 まず2002年10月11日に三重県・鈴鹿サーキットで行われるF1第17戦日本GP(最終戦)にて、B.A.Rの監督やエンジニア、メカニックなどピットクルーに通信環境を提供する。システムとして当初使われるのはPHS。「FOMAもいずれは考えられる。最初はPHSを使う」(広報部)。 2003年以降には、ドライバーとピットクルーとの通信や、車両の速度など制御用のテレメトリデータ収集も行えるようにする。ドコモではこれをサーキット・ワイヤレス・コミュニケーションシステム(CWCS)と呼んでいる。
海外転戦するF1だけに、PHSやFOMAなどの利用は、今後各国の電波事情の問題をクリアしていかなくてはならない。現在のところ、「海外では未定」(広報部)という状況だ。 関連記事 Case Study:トヨタF1マシンの膨大な設計・シミュレーションを支えるEMCのストレージ製品 松下電器がトヨタでF1参戦。その狙いは? HondaがF1のエンジン開発用に日本HPのワークステーションを採用 HPのe-servicesでF1をシミュレートするジョーダン Wind Riverの組み込みOS、F1に参戦 関連リンク ドコモ ニュースリリース ドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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