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2002年9月11日　08:06 PM 更新

世界PDA出荷台数、4−6月は前年比9.3％減

IDCが第2四半期の世界PDA出荷台数を正式発表。1−3月との比較でソニーが4.6％、東芝が507％、出荷台数を伸ばしたと報告

　市場調査会社の米IDCは9月10日、第2四半期（4−6月期）の世界PDA市場調査結果を正式発表した。

　PDA市場は景気の後退により低迷が続いている。同社の報告では、同期の世界PDA出荷台数は前年比9.3％減の262万台。1−3月期からは16％減で、2四半期連続の前期比ダウンとなった。

　今回の調査では、合併のためCompaq Computerの数字がHewlett-Packard（HP）の分に組み込まれ、1位のPalmと2位のHP/Compaqの差が縮まっている。

　IDCによると、上位10社のうち1−3月との比較で出荷台数を伸ばしたのはソニー、東芝、Legend（聯想）の3社のみで、それぞれ前期比の伸び率は4.6％、507％、52.4％。

　かつて世界市場2位につけていたHandspringの後退は、同社が携帯電話融合デバイスに力点を移したことによるもので、予想外の結果ではない。

2002年第2四半期の世界PDA出荷台数

ベンダー	台数（千台）	シェア	前年比
Palm	845.64	32.2％	-5.0%
HP	431.65	16.5％	-32.8％
ソニー	261.38	10.0％	+248.5％
Handspring	170.59	6.5％	-42.8％
Hi-Tech Wealth	119.74	4.6％	-4.1％
その他	793.27	30.2％	+8.6％
合計	2622.57	100％	-9.3％

（資料：IDC）

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